忍者ブログ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
ブログ内検索
アーカイブ
音楽と映画と普通の日々。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

千円デーだったので『シャッターアイランド』を観てきました。
映画が始まる前の注意で、あちこちに謎がちりばめられているとか言うもんだから、謎解きしてやるぜ!と真剣に観ていたのですが、謎…?という感じです。伏線に気付かなくても理解出来る…ような気がします。

ラストに驚く、みたいな前評判だったので、それを考えながら観ていたら、もしやこうなるんじゃ?と思う通りの展開でちょっとびっくりしました。
でも面白かったです。
ラストのラストは(私の解釈が合っているのなら)驚きました。前評判の驚きはここのシーンのことだったのかな。

ネタばれになっちゃうかもだけど。
悲しい出来事を何度も何度も繰り返すってのはつらいですよね。身を切られるような(心の)痛みを何度も繰り返すのならば、本当に身を切ってしまった方が楽なのではないかな……。

PR
昨日はLOTR一挙放送で一日潰れてしまったので、今日こそはと映画に行ってきました。

『Dr.パルナサスの鏡』。
あらすじが説明しにくいんだけど、ものすごい大雑把に言うと「悪魔との取引により永遠の命を持ってしまったパルナサス博士は、命の終わりを手に入れるために再び悪魔と取引をする」という話です。
幻想的な美しい映像と、おとぎ話のようなストーリー。最初からぐいぐい引き込まれてしまい、124分あるのですが退屈するところもなく見られました。ラストはほろりと来るハッピーエンド。

ヒース・レジャーの未完の遺作ということで、そのあとを三人の有名俳優さんが継いでいるのも話題ですよね。
現実と幻想を行ったり来たりする話だから、俳優さんが変わっても気にならない作りになっていると聞いていたのですが、確かに。ちょうど幻想世界に入ったときに俳優さんが変わり、しかも「ここでは自分の顔が違う」という演技をするから違和感ないです。
ヒース演じるトニーがひっつめ髪、口髭、白スーツ、(+仮面)という記号的な役柄だったのも良かったように思います。

時折くすっと笑えるシーンもあり、マフィアの幻想世界で警察に勧誘するシーンは笑いました。警察がそんなんだとは思ってませんけど、面白いです(笑) でもパルナサス博士は選択のさせ方を間違っていると思う!(笑)

パルナサス博士の「永遠の命」は「永遠の苦痛」であるという言葉は頷かずにはいられません。
物語の中で金持ちがよく永遠の命を欲しがるけど、理解出来ないや。っていうのは私が富も名誉も持ってないからかなー。
映画観ようかなーどうしようかなーと車で街に出かけたら(駐車券見せると映画が千円になるんです)、当たり付き駐車場で当たりが出て1時間無料になったので、観てきました『彼岸島』。
漫画原作だそうなんですが、私はその漫画を読んだことがないので、漫画が好きな方は観ないほうがいい感想文になりそうです。
どんだけ知らないかと言ったら、ひがんじまをひがんとうと読むくらい。全く知らないと言っていい!

失踪した兄・アツシの行方を知っている謎の女レイに導かれ、仲間とともに吸血鬼の棲む彼岸島に行くことになったアキラのお話。

屍鬼みたいな感じ?と思ったら微妙に違いました。
何というか…アキラが甘すぎる!
まず吸血鬼と死闘を繰り広げている島に、友人たちまで「一緒に行く!」って言い出したら断れ!
アキラが嬉しそうな顔した気持ちもわかるけど、役にも立たないであろう友人たちを連れてく必要があるのか。
ケンが「おまえが死んだらアツシが悲しむだろうが!」とか言ってたけど、あんたらが死んだらあんたらの親も、連れてったアキラも悲しむでしょうが!
友人5人のうち、デブとメガネも役に立たないのに、ポンだけが役立たずと言われてて気の毒。ちょう気の毒。
ユキは弓道やってて、5人のうちではケンの次くらいには役に立ちそう。戦えるヒロインなんだろうと期待してたら、役に立たないヒロインでした。ユキが吊られた下に異形の者が出てきたあたり、「グエムルでこんなの観たな…」とか思いました。たぶん原作ではユキが弓矢でバッタバッタと敵を倒すのだと信じたい。信じたい。ああもう何のための弓道なの!弓は相手に近づかずに倒せる素晴らしい武器でしょうが!しかも皆中するほどの腕前なのに!!
一番理解しやすいというか、マトモなのはケンかなーと思いました。チンピラだけど、ガキ大将的な、仲間思いのまっすぐな感じがよく出てる。

散り散りになった仲間がすぐに終結するとか、ご都合主義にもほどがありますが、まあ仕方ない。映画は基本2時間だから。

吸血鬼のボス雅様は貴族的衣服で白馬に乗ったりして、アンソニーみたいでした^^ 白塗りはまあ仕方ないか。
神社に封じられてたままの着物で長髪のままのほうが雰囲気出てたような気もしますが、きっとオシャレさんなんですね。
吸血鬼はお話のメインなのでいいのですが、異形の者が出てきた時点で興ざめ。婆がハーピーになったりとか、鬼って何これ、エイリアン?グエムル?

で、まあレジスタンス(笑)と合流して、アキラの潜在能力をチラ見せして、ボス戦へと突入。
戦うヒロインはユキではなくレイなのかと思いつつもレイも役には立たず。アキラも大して役には立たず。アツシが頑張った!
ラストは雅様を倒したようで実は…!みたいな、続きがあるんだろうな…と思わせる終わり方でした。

エンディングは9mm。ジャケ写がすごく好きで気になっていて、でも試聴してみたらそうでもない…?と微妙な気持ちだったのですが、この曲は好きです。

文句言いつつも、続きがあったら観る、たぶん。
原作はもっと(突っ込みどころが多くて)面白いらしいから読みたいなー。
二本目は『16歳の合衆国』
「なぜ僕は彼女の弟を殺したのか?」
知的障害者の少年を殺害し逮捕されたリーランド。なぜ彼は殺したのか。被害者の家族、加害者の家族、彼らを取り巻く人々の話。

なんでこれ借りたんだっけ…と思ったのですが、ケヴィン・スペイシーが出ていたので、ケヴィン祭りのときに予約入れたのでしょう。ちなみにケヴィン作製。

静かな映画なんだけど、飽きずに最後まで見られました。じんわりと緩やかに心をえぐっていくような作品です。
事件をきっかけに家族の絆や人生が狂っていく様子。
「早くすべてが終わってほしい。でも私たちは一生苦しむ。終わりなんてない」という被害者家族のセリフが哀しい。
「後悔している」というリーランドのセリフが哀しい。
彼を救いたかった、という気持ちは本当かもしれないが、救いたいという思いは傲慢でもある。

観ている最中よりも、観終わってからのほうが、哀しくなる映画でした。
『ハイスクールミュージカルザムービー』
高校三年生、恋に進路にと悩むお年頃…の話。

なんつうか…華やかですね。アメリカの高校生は皆こんなに自由で華やかで甘酸っぱい青春を送っているの?と悲しく…いや、微笑ましくなりますね!
でもこれは一部の上流階級の話なのよね?平民は紺の制服着て地味に通ってるのよね?(笑)

チアガールとかダンスパーティーとか、アメリカの学生生活の象徴な感じ。
学食がすごく美味しそうでうらやましいです。
プロムの準備のシーンも、女の子たちはわくわくして、男の子たちは恥ずかしそうなのがまた微笑ましいです。

ザック・エフロンは可愛かった…ヒロインも可愛かった。
しかし口パク感が半端ない。スプレーは全部本当に歌ってるように感じたけど、これは全部口パクだろうと思われるのですが…どうなんだろ?
忍者ブログ : [PR]

Material by Irusu